お口を守る唾液の5つの働き|品川区中延の歯科医院|中延デンタルクリニック

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お口を守る唾液の5つの働き

投稿日:2023年5月1日

カテゴリ:スタッフブログ

こんにちは。
中延デンタルクリニック 歯科衛生士の田端です。


みなさんは唾液にはお口の中を守ってくれる働きがたくさん あることをご存知ですか?

唾液はお口を潤すだけでなく、食べ物を飲み込みやすくしたり口腔内の細菌が増えるのを 抑えたり、虫歯や歯周病、口臭などのお口のトラブル から私たちを守ってくれています。
今回は唾液の働きについてお話していきます。

 

唾液は成人で1日1000~1500mほど分泌されていますがたくさんの働きがある中で歯に関しての役割は主に5つほどあります。

1.自浄作用
・歯の表面の食べカスや酸を洗い流す作用。

2.粘膜保護作用
・口の中の粘膜を保湿して保護する作用、潤いによって食事や発音がスムーズになります。

3.再石灰化作用
・唾液中のカルシウムやリンが歯に作用する事によって酸で溶けかかった歯の脱灰を防ぎ虫歯のリスクを軽減します。


4.ph緩衝作用
・口腔内のphのバランスが傾かない様にする作用があり、このバランスを整えることで歯が脱灰を防ぎます。

⒌抗菌作用
・口腔内の細菌の増殖を抑えて虫歯や口臭を防ぐ作用。

このように唾液には口腔内だけでも大切な働きがたくさんあります。
就寝時は唾液の分泌量が一時的に減少したり他にも、口呼吸やお薬の副作用、加齢などさまざまな理由で減少することがあります。
お口を潤すことは口腔内を守るためにはとても大事なことなのでもし、お口の中の乾燥や唾液の量が少ないと感じた際は気軽にご相談ください。

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