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銀歯の特徴

投稿日:2021年11月25日

カテゴリ:スタッフブログ

こんにちは!荏原中延駅徒歩一分、中延デンタルクリニック技工士の松本です!

最近は銀歯を白く変えたい、銀歯以外の治療方法を選択したいという声を患者様から聞く機会が増えてきました。

皆さんは銀歯は目立つから嫌!と思う方が多いかなと思います。

しかし銀歯には他にもデメリットが存在します。

今回は保険適用の詰め物や被せもので使われている銀歯の特徴についてご紹介します。

1.錆びやすい

保険での銀歯は金銀パラジウム合金という金属が使用されています。

この金銀パラジウム合金は金属の中でも特に錆びやすいです。

しかも私たちのお口の中は、常に唾液で湿っているので錆びやすい環境といえます。

錆びるということは腐食してしまうということなので銀歯と歯の間に隙間が出来てしまいます。

 

2.金属アレルギーになりやすい

錆びた金属がお口の中にあると、金属イオンが唾液に溶け出し、それを飲み込む状態が続くと金属アレルギーになってしまう可能性が高くなってしまいます。

金属アレルギーは皮膚が荒れてしまったり、偏頭痛など日常生活に影響してしまいます。

 

3.変形して隙間(段差)ができる

私たちは毎日3回食事をします。力仕事で歯を食いしばったり、また寝ているときに無意識に歯ぎしりをしている場合など、力が強くかかっている状態が多くあります。

装着したばかりのころはピッタリ入っていた銀歯も数年経つと噛む力で段差や隙間ができてしまいます。

 

4.隙間や段差から汚れや細菌が侵入してきてしまう。

隙間に入ってしまった汚れや細菌はいくら歯磨きを頑張っても取ることはできません。

むし歯の再発がどんどん進行してしまいます。

 

5.装着方法

歯と銀歯は完全に引っ付けることはできません。

レンガににセメントをつけて積み上げるように

歯と銀歯の間に接着剤を介在させて固定させている状態です。この装着方法を合着と呼びます。

接着剤は噛む力や唾液でどんどん取れてしまい、その結果詰め物が外れてしまいます。

 

6.平均寿命は約7

以上の特徴から銀歯を装着しても虫歯が再発してしまい再治療が必要になることが多く

長くもって寿命は7年~10年というデータが出ています。

実際に再治療した例※口腔内の写真がはいります。

 

 

 

 

実は中でかなり虫歯が進行していた!という例がほとんどです。

そして虫歯のところは取らないと治らないのですべて削らなければいけません。

再治療を繰り返すと最終的には歯を抜く結果につながってしまうことになります。

以上金銀パラジウム合金についてご紹介してきましたが、

このような内容はまだ知らない。という方が多いのが現状です。

当院ではしっかり詰め物や被せ物のメリットとデメリットを

カウンセリングでしっかり説明したうえで

皆さんに治療方法を選択していただいています。

 

 

カウンセリングはいつでも対応可能ですので、ぜひ一度お越しください。​

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