歯の表面の白い斑点の正体って何?|品川区中延の歯科医院|中延デンタルクリニック

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歯の表面の白い斑点の正体って何?

投稿日:2023年4月3日

カテゴリ:スタッフブログ

こんにちは、中延デンタルクリニック歯科衛生士の水口です。

皆さんは歯の表面に部分的に白い斑点のようなものを見たことはありますか?

歯を磨く時に白い斑点のようなものが歯ブラシで磨いても落ちない!

と思ったことはありませんか?

 

この白い斑点のようなものは専門用語で”ホワイトスポット”と言います。

ホワイトスポットが出来る原因は大きく分けて2つあります。

1つは『初期虫歯』です。

初期虫歯によるホワイトスポットの特徴は「脱灰」と呼ばれるもので、虫歯菌が作り出す酸によって歯のリンやカルシウムが溶け出すことです。

これは虫歯の始まりですが初期虫歯の脱灰はまだ穴は開いていません。

また脱灰があるからと言って必ず虫歯が進行するわけではありません。

私たちの口腔内では脱灰と、歯を修復する「再石灰化」が繰り返し行われています。

再石灰化とは、脱灰によって溶け出したカルシウムやリン酸が唾液によって再び歯に取り込まれ、歯が元に戻ることです。

 

 

ホワイトスポットのもう1つの原因は『エナメル質形成不全』と言われるものです。

エナメル質形成不全は歯の表面のエナメル質が生まれつき、うまく作られず歯のエナメル質が弱いことから変色や欠けなどが見られ、他の歯よりも虫歯になりやすいです。

ではホワイトスポットのところはどうすればいいのか、

フッ素塗布をすることです。

溶け出したカルシウムやリンが再び沈着し、先程お話しした『再石灰化』が行われます。

定期メインテナンスを行い、フッ素塗布をし、またご自宅でもフッ素が多く入った歯磨剤、フッ素のうがい薬(ラブリス)などを使用し、予防していきましょう。

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