保険適応範囲内での歯石除去の回数について
投稿日:2022年12月14日
カテゴリ:スタッフブログ
当院では歯石や着色が気になる方、クリーニングを希望する方はもちろん
治療を希望する患者さまにも歯石を除去するクリーニングをおすすめしています。
歯周病は歯を失う原因の第一位。予防のためはもちろんのこと
歯石を取ることによって歯茎が引き締まって治療の精度も上がります!
当院ではの歯石取りは歯茎の上の歯石取り(スケーリング)と歯茎の下の歯石取り(SRP)、2種類あります。
スケーリングは上下2回に分け、SRPは麻酔をして最大6回に分けて行います。
1回目は歯周病検査とどれくらい歯周病がすすんでいるのかをチェックして、2回目は顕微鏡を使用してどれくらい歯周病リスクがあるのかを説明しています。
なぜ回数を分けるのか?という質問をよくいただきます。
理由としては、歯と歯ぐきの間の炎症が酷い方は、歯石取りを一度に行ってしまうと出血してしまう可能性がとても高いため、数回に分けて行っています。たくさん付いている歯石や歯ぐきの中の深い所に付いている歯石は、一気に除去してしまうと歯ぐきが腫れ痛みが出てしまう恐れがあります。
そのため数回に分けクリーニングを行うという保険診療上のルールがあります。
原則保険のルールとしてSCは上下で分ける、SRPは最低上下左右6つに分け全部を一度にに行うことはできません。
しかしSC、SRPは保険でできるクリーニングではありますが歯周基本治療という治療であもあります。しっかりと時間をかけて行うことを推奨します!
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